【レビュー待ち】古来から愛されるセサミオイル。肌を守る抗酸化&保湿パワーとは?

2025.05.15

40〜60代女性に増える乾燥や小ジワ、ハリ不足。その背景には、更年期のホルモンバランスの変化が関係していることも。本記事では、抗酸化成分「ゴマリグナン」や高い保湿力をもつセサミオイルに注目。肌なじみの良さからフェイスケアはもちろん、ボディやデリケートゾーンケアにも活用できるやさしい使い方を紹介します。年齢による肌のゆらぎをいたわる、自然派エイジングケアの選択肢としてぜひ参考にしてみてください。

はじめに

乾燥やくすみ、小ジワ、そしてハリ不足——。
年齢を重ねるごとに増えてくる肌悩み。

特に更年期に差しかかる40代以降の女性にとっては、ホルモンバランスの変化が肌に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。

そんな中、天然由来のやさしいスキンケアとして注目を集めているのが「セサミオイル(ごま油)」。

古来からアーユルヴェーダでも使用されてきたこのオイルには、肌を守り、潤いとハリを与えてくれる豊かな力が秘められています。

本記事では、セサミオイルの抗酸化作用保湿効果に注目し、更年期のゆらぎ肌や乾燥対策としての活用法を、わかりやすくご紹介します。

セサミオイルとは?

〜自然の恵みを詰め込んだ万能オイル〜

セサミオイルとは、ゴマの種子から搾油される植物性オイルのことです。

料理に使われる香ばしいごま油とは異なり、スキンケアに使用されるのは「太白ごま油」や「未精製セサミオイル」など、香りを抑えたマイルドなタイプが主流です。

古代インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、浄化やマッサージオイルとして5,000年以上も前から使用されており、日本でも古くから和漢植物として用いられてきました。

肌の修復や保湿に使われてきた歴史があり、まさに“自然からの贈りもの”ともいえる存在です。

更年期の肌を守る抗酸化作用

〜「ゴマリグナン」のパワーとは?〜

更年期に入ると、エストロゲンの分泌が急激に低下し、それに伴って肌のハリや弾力が失われやすくなるといわれています。

その原因のひとつが、「酸化ストレス」。
これは紫外線やストレス、生活習慣の乱れなどによって、体内で活性酸素が増えることにより起こります。

セサミオイルには、こうした酸化ストレスから肌を守るための成分「ゴマリグナン(セサミン、セサモールなど)」が豊富に含まれています。

特にセサミンは、肝臓で代謝されることで強力な抗酸化作用を発揮し、体の内側から肌の老化を防いでくれるとされています。

更年期のエイジングサインが気になる時期に、酸化から肌を守るケアとして取り入れたい成分です。

保湿力が頼れる理由

〜ホルモンバランスの乱れによる乾燥にも〜

40代・50代になると、皮脂分泌が減りやすくなり、肌が水分を保ちにくくなります。

これはホルモンバランスの乱れが影響していることが多く、更年期には肌の乾燥が特に目立つようになります。

セサミオイルには、「オレイン酸」「リノール酸」といった脂肪酸がバランスよく含まれており、角質層までしっかり浸透して保湿してくれます。

また、人の皮脂に近い組成をしているため肌なじみがよく、敏感になりやすい更年期肌にも安心して使えるのが嬉しいポイント。

乾燥からくる小ジワやツッパリ感をやわらげ、ふっくらとしたやわらかな肌に導いてくれます。

セサミオイルの使い方

〜フェイスからボディ、更年期のデリケートゾーンケアにも〜

セサミオイルは、顔だけでなく全身のケアに活用できます。

その使用感は軽やかでありながら、しっかりとうるおいを届けてくれるため、年齢肌や更年期のゆらぎ対策にも最適です。

フェイスケアに

洗顔後、化粧水の前に1〜2滴を手に取り、顔全体になじませます。
ブースターオイルとして使うことで、後のスキンケアの浸透力を高めてくれます。

乾燥が気になる日は、スキンケアの最後に重ね塗りするのもおすすめです。

ボディマッサージに

入浴後の温かい肌に適量をなじませながら、ゆっくりとマッサージ。
冷えやむくみが気になる方にもぴったりです。

肌を乾燥から守りつつ、リラックス効果も期待できます。

デリケートゾーンの保湿に

更年期には、ホルモンの減少によってデリケートゾーンの乾燥や不快感が増える傾向があります。

お風呂上がりに少量のセサミオイルを手のひらで温めて、やさしくなじませることで、摩擦やかゆみを防ぎながら保湿することができます。

香料や添加物のないオーガニックタイプを選べば、毎日のケアにも安心して使えます。

fuwariでは、こうした更年期の変化に寄り添うフェムケアを大切にしています。

セサミオイルに関する信頼できる研究データ

実際に、セサミンやセサモールの抗酸化作用については、以下のような研究報告があります。

  • 日本脂質栄養学会(2012年)
    セサミンの摂取により、酸化ストレスマーカーが有意に低下し、体内の抗酸化機能が高まったと報告されています。
  • アーユルヴェーダの長い使用実績
    セサミオイルは5,000年以上も前からアーユルヴェーダで「保護と浄化のオイル」として用いられ、肌や粘膜の保湿や保護に使われてきました。

こうしたデータは、年齢や季節によって変化しやすい肌に対しても、安心して日常的に使える根拠となります。

まとめ

〜年齢を重ねても、健やかな肌と向き合うために〜

更年期を迎えると、心や体のさまざまな変化に戸惑うこともあります。

でも、肌のケアは自分を大切にするやさしい時間

セサミオイルには、自然の恵みである抗酸化成分と保湿力がギュッと詰まっていて、年齢に応じた肌の変化にやさしく寄り添ってくれます。

毎日のスキンケアに取り入れることで、肌のバリア機能を守り、うるおいとハリのある肌へ。

今のあなたに必要なのは、年齢や変化を否定せず、“今の私”に合ったケアを選ぶことかもしれません。

fuwariは、そんな前向きな毎日を応援しています。