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デリケートゾーンのケア方法

2024.01.24

デリケートゾーンケアの基本は「保湿」をすることが大切です。なぜなら、かゆみ、痛み(ひりつき)、かぶれ、黒ずみ、ニオイなどの肌トラブルの原因の多くが、「乾燥」になるからです。

デリケートゾーンケアの基本

デリケートゾーンケアの基本は「保湿」をすることが大切です。
なぜなら、

  • かゆみ
  • 痛み(ひりつき)
  • かぶれ
  • 黒ずみ
  • ニオイ

などの肌トラブルの原因の多くが、「乾燥」になるからです。

特に、女性は35歳を境に徐々にホルモンの分泌量が減っていき、更年期を迎える40代半ばからは、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンが急速に減ってしまうことで、デリケートゾーンがとても乾燥しやすくなります。

デリケートゾーンが乾燥すると、単純にかゆみや痛みが出るだけでなく、乾燥とスレが原因になる色素沈着(=黒ずみ、くすみ)の原因や、雑菌が増えやすくなり、ニオイの原因になることも。

デリケートゾーンのお肌はとても繊細だからこそ、清潔にすることや、保湿ケアをしてあげることが重要です。

デリケートゾーンケアのステップ

まず清潔にする

ポイント①

洗浄は、デリケートゾーン専用のソープを使うことがおすすめです。
デリケートゾーンは「弱酸性」のため、通常の石鹸(ボディ用ソープなど)での洗浄はお勧めしません。
石鹸を使うときは、必ずデリケートゾーン専用の石鹸で洗いましょう。
通常の石鹸や、ボディ用のオイルだとアルカリ性なので、洗浄力が強すぎて、乾燥したり、良い菌まで流してしまったりするだけでなく、人によってはしみるなどの刺激がある場合も。弱酸性のソープで洗い流しすぎないことも大切です。
※ニオイや汚れが特に気にならない方は、ぬるま湯での洗浄でも大丈夫です。

ポイント②

デリケートゾーンの皮膚は、まぶたとおなじくらい薄くて繊細です。洗うときは、強くこすらず、優しく洗います。
固形せっけんの場合は、フェイシャルケアと同じようによく泡立てた泡で、摩擦がないようにこすらず洗い上げることがポイントです。

ポイント③

洗浄成分が残らないように、よく洗い流します。この時、アツアツのお湯ではなく、ぬるま湯にして洗ってあげることも、肌の乾燥を防ぎ、ふっくら洗い上げるポイントです。

手のひらでオイルをよく温める

手のひらに半プッシュ〜ワンプッシュのオイルをとり、両手でよく温めます。

デリケートゾーンにおさえるように塗る

手で温めたオイルを、デリケートゾーンへ塗っていきます。
あまりこすりすぎないようにするのがポイントです。大陰唇、小陰唇、おしりの穴の周りまトントンとおさえるようにしながらオイルをたっぷり浸透させる意識で塗っていきます。

余ったオイルは、そのあとおしりなどに塗ってあげましょう。

少しなじんでから下着をつける

オイルを塗った直後は、オイルがまだ肌になじんでおらず、下着をすぐつけると下着にオイルがついてしまうことがあります。

お風呂上がりのフェイシャルケアや、ボディケア、ヘアケアなどしながら3~5分程度、肌にオイルがなじむのを待ってから、下着をつけましょう。

デリケートゾーンケア商品は何を選んだらいいの?

ソープは泡がおすすめ

肌の薄いデリケートゾーンを洗うときは、できるだけ摩擦刺激の少ない「泡」で優しく洗うことがおすすめです。最初から泡で出るようなタイプのものもお勧めです。

保湿はオイルがおすすめ

保湿は、美容成分の入ったクリームや、美容オイルなどを使いましょう。

デリケートゾーン用に作られたものであれば、低刺激(しみない)モノが多いと思います。
fuwariは、美容オイルのケアをお勧めしています。
クリームは、水と油を混ぜるための乳化剤などの「つなぎ」をどうしても使わなくてはいけませんが、オイルであれば、100%天然植物由来が実現できるからです。

また、オイルは肌のうるおいを守るだけでなく、下着のスレから肌を守ったり、雑菌を繁殖しづらくする効果もあります。

自然由来のもの(シンプル処方)がおすすめ

ソープもオイルも共通して言えることは、できるだけ「シンプル処方」がおすすめです。
二の腕などの皮膚と比べて、デリケートゾーンの皮膚は、吸収率が40倍とも言われています。ソープも、保湿ケアもどちらもできるだけシンプルで、自然の植物由来の成分を使っていて、科学的な素材を使っていない製品のほうが、安心して使えると思います。
※香り付きのモノを選びたい方は、天然由来の香料には刺激があることもあるので、刺激が少ない合成香料を選んだ方がいい場合もあります。

CBDがおすすめ

CBD(カンナビジオール)という成分は、100%植物由来(ヘンプ草由来)の成分です。強い抗酸化作用があるだけでなく、抗菌作用や、保湿の効果も強いことが分かっており、アトピーやニキビなど、お肌の炎症や、ちょっとしたトラブルに対しても多くの研究が進んでいる成分です。
さらに!デリケートゾーンに塗ることで、自律神経と呼ばれる、体のバランスを整える作用もあることがわかっているため、ホルモンバランスの崩れやすい女性にとって、心強い味方になってくれるでしょう。

まとめ

デリケートゾーンは、「清潔にすること」「保湿すること」がとても大事。
優しく洗って、美容オイルをたっぷり浸透させることで、外部の刺激から肌を守り、肌の潤いをキープすることができます。
乾燥を防ぐことで、様々な肌トラブルの予防にもなります。
顔を洗ってから、フェイシャルケアを当たり前にするように、デリケートゾーンもお顔と同じくらい大切にケアしてみてください。