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CBDが繰り返すカンジダ菌の予防に?

2024.04.08

5人に1人の女性が経験したことがあるといわれている膣カンジダの症状。カンジダ菌は、特別な感染菌ではなく、普段から私たちのお肌に存在する「常在菌」ですが、季節の変わり目や、ホルモンバランスの変化で体の免疫力がさがると、たちまち増えて悪さをする菌です。CBDは、CBDオイルとして飲むことで健康美容効果があることで知られていますが、CBDを「塗る」ことによって、抗菌・抗炎症作用があることもわかってきました。このコラムでは、CBD入りのセサミオイルがカンジダ菌の増殖を抑制するといった調査について詳しく紹介いたします。

5人に1人の女性が悩む膣カンジダとは?

普段から私たちの皮膚や、口の中、消化管、膣に存在する「カンジタ菌」が、疲れやストレスで免疫力がさがったり、ホルモンの変化などでバランスを崩したときに、膣の中で通常よりも多く増殖して、トラブルを引き起こす症状のことです。ある調査では、女性の約(20%:5人に1名)が経験するという、一般的な症状です。

膣カンジダの症状

デリケートゾーンにかゆみが出たり、酒粕やカッテージチーズ状の、白くてぽろぽろしたおりものがでるのが典型的な症状です。他にも、膣がひりひりしたり、赤くなったり発疹ができたり、排尿時や性交渉の時に痛みがでるなども症状として出ることがあります。

膣カンジダが増えてしまう原因

カンジダ菌は、普段から私たちの肌にいる「常在菌」です。なので、性病などの感染症とは違い、性交渉をしてなくても膣カンジダの症状が出ることがあります。

普段はおとなしくしている膣カンジダ菌ですが、風邪や疲れ、ストレス、季節の変わり目などで自律神経が乱れたり、免疫力がさがったりすると、通常時よりも菌が増殖してしまい、トラブルを起こします。

ほかにも、

ホルモンの変化(生理前)
抗生物質
妊娠
服装(夏場の下着内が蒸れる時期や、キツイ下着などで特に)
糖尿病

でも、繁殖がしやすくなるといわれています。
ホルモンバランスが乱れやすい生理前や妊娠などで発症しやすく、20代の発症が多いといわれています。
また、膣カンジダ菌は「再発を繰り返しやすい」ことでも知られていて、予防法が体調管理以外になかなかないため、再発に悩んでいる女性も多くいるのです。

膣カンジタになってしまったら

膣カンジタになってしまったかも?と思ったら、初めての症状の場合は、婦人科での受診をして症状を確認することや、他の病気の可能性がないかどうかを見てもらうことが必要です。

再発時には、ドラッグストアや薬局で購入することができる、再発時の医薬品を使うことができます。再発時の医薬品では、膣カンジダ菌を抑えて肌の炎症を抑える塗り薬のタイプと、膣に直接挿入する錠剤タイプがあります。

膣カンジダの再発予防方法

基本的には、体調の管理をし、免疫力を下げないことが推奨されています。また、カンジタ菌は湿気を好むので、デリケートゾーンを清潔にし、蒸れないようにゆったりとした通気性のよい綿の下着を選んだり、おりものが多い時は、下着やおりものシートをこまめに交換することなどが推奨されています。

しかし、女性のホルモンは周期によって乱れやすく、また、現代女性の生活習慣を考えると、なかなか思ったように体調の管理ができずに、予防しづらいということもあるのが現実です。なので、一度かかってしまうと、繰り返す再発に悩む女性が多くいます。

CBDはカンジダ菌の抑制をする?

いよいよ本題です。

なかなか体調管理だけでは予防しづらいカンジダ菌ですが、大阪大学内の研究施設で研究調査された報告では、CBD(カンナビジオール)を含んだセサミオイルが、カンジダ菌の増殖を抑制する効果があることが検証されました。

CBD(カンナビジオールとは)

CBDはCannnabidiol(カンナビジオール)の略で、ヘンプ草から抽出される薬理成分の1種です。
ヘンプ草には、香りや色、苦みをを作る成分や、酸化を防ぐ成分など、植物が紫外線や乾燥から身を護るために多くの成分を作り出しています。

CBDは、それらの植物の薬理成分の一つです。抗酸化作用が強く、身体の細胞に本来備わっている身体調節機能に働きかけることから、その健康・美容効果が非常に注目されている成分です。

Cannabis CBD oil extracts in jars herb and leaves. Concept medical marijuana.

CBDは、「CBDオイル」と呼ばれるサプリメントに加工して食べる方法が一般的な摂取方法ですが、実は、肌に塗ることで、肌の調子を整えたり、保湿をしたり、抗菌・抗炎症作用があることが分かり始めています。

CBDの抗菌効果を検証

fuwariでは、大阪大学内の研究施設に依頼をし、CBDの抗菌効果、とくに「カンジダ菌の抑制効果」について独自の調査を依頼しました。

膣カンジダ菌の原因となるのは、カンジダ菌の中でも「カンジダアルビカンス」という菌株です。
この菌株を、「菌の培地(砂糖水)」でそのまま繁殖させた場合と、CBDの入った「fuwariプレミアムフェミニンオイル」に入れた場合と、CBDの入っていない通常の「セサミオイル」に入れたとき、菌がどのように増えるかを検証しました。

その結果、処理前は20万個ほどあったカンジタ菌が、水分を含む菌の培地では2千万個以上までカンジダ菌が増殖したのに対して、CBD入りのセサミオイルでは、20万個から3万6千個程度までカンジタ菌が抑制されていました。

また、通常のセサミオイルでも、20万個ほどのカンジダ菌は20万個から15万6千個まで抑制することができていましたが、CBD入りのセサミオイルと比較すると、CBD入りのfuwariプレミアムフェミニンオイルが99.8%カンジダ菌を抑制するのに対して、通常のセサミオイルでのカンジダ菌の減少率は72.6%でした。

オイルケアそのものにも効果が

このようにオイルには菌を繁殖させない(減少させる)力があります。それは、カンジダ菌は、「水分」と「酸素」があることによって増殖をする菌だからです。そのため、CBDやセサミオイルといった植物性のオイルを、清潔な肌に塗ることで、肌を水分や酸素からバリアするような油膜をはることにより、カンジダ菌が水分を使って繁殖するのを抑えたと考えられます。カンジダ菌を予防するなら、クリームやジェルタイプの水分を含んだケア製品ではなく、オイル製品で肌の保湿をしながら、カンジダ菌の繁殖条件となる水分からは肌をバリアする!というのがおすすめです。

CBDでホルモンバランスをケア

CBDは今回検証したような「抗菌効果」も確認されている成分ですが、サプリメントのように経口摂取(口から食べること)することで、身体の調節機能に働きかけ、免疫や、自律神経を整えたり、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、ストレスを抑えるGABAに働きかけることで、結果として睡眠の質を上げたり、全身の免疫やホルモンなどの身体調節機能を整えるような作用することが分かっています。

カンジダ菌の予防が気になる方は、CBDのサプリメント「CBDオイル」を飲むことで、身体の内側からもケアしていく方法も検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

カンジダ菌の再発で悩む女性にとって、CBDは心強い味方になってくれるかもしれません。
まだお試しされたことのない人は、ぜひ一度手に取ってみることをお勧めします。